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手取り差の見方

転職や昇給で年収が上がっても、額面差がそのまま手取りとして残るわけではありません。手取り差、月あたり差、手取りキープ率を並べて、実際の生活への影響を読み解きます。

まず見るべき数字

年収アップの判断では、額面差よりも「年間手取り差」「月あたり手取り差」「手取りキープ率」を先に見ます。 手取りキープ率は、増えた額面のうち実際に手元へ残る割合です。

比較額面差年間手取り差月あたり手取りキープ率税・社保増加
500万円 → 600万円100万円+72.1万円+6万円72.1%27.9万円
600万円 → 700万円100万円+68.3万円+5.7万円68.3%31.7万円
700万円 → 800万円100万円+63.7万円+5.3万円63.7%36.3万円
800万円 → 900万円100万円+66.2万円+5.5万円66.2%33.8万円
900万円 → 1,000万円100万円+65.7万円+5.5万円65.7%34.3万円

前提は扶養なし、配偶者控除なし、40歳未満、東京都の会社員です。 実際の手取り差は、都道府県、扶養、40歳以上の介護保険料、賞与比率、勤務先の健康保険組合で変わります。

手取り差だけで判断しない

  • 月あたり手取り差が大きく見えても、残業時間や出社日数が増えると時間あたりの手取りは下がることがあります。
  • 住宅手当、通勤手当、退職金、企業型DC、福利厚生の差は、額面年収に出ない実質価値です。
  • 副業可否、リモート可否、評価制度、固定残業代の有無は、長期の収入伸びに影響します。
  • 年収帯が上がるほど、ふるさと納税やiDeCoなどの控除も合わせて見ると判断が具体的になります。

次の一手

手取り差の目安を見たら、現職とオファーをシミュレーターで並べてください。扶養や都道府県を合わせると、より自分の条件に近い差分になります。

自分の条件で手取り差を比較する

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