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副業20万円と手取りの見方

副業の20万円ルールは、手取りがそのまま増える免税枠ではありません。収入ではなく所得で見ること、所得税と住民税で扱いが分かれること、経費と記録が重要になることを整理します。

結論

会社員の副業でよく聞く20万円は、主に所得税の確定申告が必要かを見る目安です。 売上や入金額ではなく、収入から必要経費を引いた「所得」で判断します。

所得税の確定申告が不要なケースでも、住民税の申告が必要になる場合があります。 副業を始めるときは、手取り額だけでなく、記録、経費、住民税、勤務先規程をまとめて確認してください。

見る金額

所得

収入 - 必要経費

所得税の目安

20万円超

給与所得者の代表的な判定ライン

住民税

別確認

自治体の申告案内を確認

記録

必須

売上、経費、源泉徴収、支払調書など

副業所得が増えると手取りはどれくらい残るか

年収600万円、東京都、扶養なし、40歳未満の会社員に、副業所得が追加で乗る場合の概算です。 副業側の社会保険、事業税、消費税、源泉徴収、経費追加は含めていません。

副業所得税負担増手取り増手取りキープ率
10万円2万円8万円79.8%
20万円4万円16万円79.8%
50万円10.1万円39.9万円79.8%
100万円25.3万円74.7万円74.7%

20万円以下なら常に税金ゼロ、という意味ではありません。所得区分、源泉徴収、住民税、他の所得や控除の有無で扱いは変わります。

20万円は収入ではなく所得で見る

例: 売上30万円・経費12万円

所得は18万円です。20万円の判定を見るときは、売上30万円ではなく、経費後の18万円を基準にします。

例: 売上30万円・経費3万円

所得は27万円です。20万円を超えるため、所得税の確定申告が必要になる可能性があります。

副業の種類で扱いが変わる

  • 原稿料、講演料、シェアリングエコノミー、フリマアプリの継続的な販売などは、雑所得や事業所得として扱う検討が必要です。
  • 生活に使っていた古着や家財などの売却は、所得税の課税対象にならない場合があります。
  • アルバイトのように給与として受け取る副業は、年末調整されなかった給与収入として扱いが変わります。
  • 暗号資産、NFT、民泊などは個別論点が多いため、金額が小さくても早めに記録を残してください。

副業を始めたら残す記録

  1. 入金日、取引先、仕事内容、金額を一覧にする。
  2. 必要経費は、支払日、用途、領収書、請求書、クレジットカード明細を残す。
  3. 源泉徴収されている報酬は、支払明細や支払調書を保存する。
  4. 住民税の申告要否は、住んでいる自治体の案内で確認する。
  5. 勤務先の副業規程、競業避止、情報管理、労働時間の扱いも確認する。

次の一手

副業の売上と経費は、最初から分けて記録する

副業が小さいうちから会計ソフトや専用口座で記録しておくと、20万円判定、住民税申告、確定申告の準備がかなり楽になります。

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副業の記録と確定申告準備を確認する

副業収入と転職オファーを同じ手取りで比べる

副業を続けるか、転職で年収を上げるかは、額面ではなく税金後の手取りと時間単価で比較すると判断しやすくなります。

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